114 件の資料が見つかりました。
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広報しいば 第586号 2002年8月発行 広報しいば
第586号
2002年8月発行椎葉の民話こんにやく『蒟蒻のよびゃあひゃあの話』話し手椎葉クニ子(向山日添)大正13年3月1日生まれこのむかあし。蒟蒻がよびゃあひゃあに来たちゅうわい、毎晩。来たら女の子に、「俺が来たときにゃ、必ず水の用意をしておいてく...
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広報しいば 第588号 2002年10月発行 広報しいば
第588号
2002年10月発行椎葉の民話『大十郎兵衛と小十郎兵衛』話し手甲斐弥三郎(野老ヶ八重)大正元年9月25日生まれ大十郎兵衛と小十郎兵衛との話を聞かするぞ。こら、お前たち。一つ一つ返事をせにゃあいかんぞ。あんなぁ、昔。大十郎兵衛と小十郎兵衛とい...
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広報しいば 第590号 2002年12月発行 広報しいば
第590号
2002年12月発行椎葉の民話『桝量リのいれくリ』話し手椎葉満(狩底)大正13年2月10日生まれ昔、どこの酒屋かは分からんどもがぁ(1)、なんさま(2)一軒の酒屋があったちゅうたい。そしたりゃあ(3)、その酒屋にのぅ、人が酒をば買ぇに来りゃ...
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広報しいば 第591号 2003年1月発行 広報しいば
第591号
2003年1月発行椎葉の民話『筑前琵琶の起こり』話し手椎葉均(向山日添)大正6年11月20日生まれ遠えぇ遠えぇ昔昔ある村んもんやみしごて者が、山ぁあ仕事ぇへ、行ったちゅうわい(1)。そんこらぁあ、まぁだ開けとらん遠えぇ遠えぇ昔の時代ぁのこ...
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広報しいば 第592号 2003年2月発行 広報しいば
第592号
2003年2月発行椎葉の民話たぬきわな『狸の罠掛けの話』話し手椎葉ツル(向山日当)明治41年2月25日生まれ昔ある所ぇ爺さんと婆さんが住んどったそうなあ。爺さんは山で焚き物取ったり、畑を打ったりしておったそうな。今日も畑打ちをしておったり...
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広報しいば 第593号 2003年3月発行 広報しいば
第593号
2003年3月発行椎葉の民話『夢買い長者』話し手中瀬守(竹ノ技尾日当)昭和4年5月1日生まれ昔のう、三弥ちゅう商い人がおったちゅうたい。そりゃあもう昔はのう、何しようと思うでも、足でさりぃで(1)稼がにゃあならんかった時代じゃったもんじゃ...
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広報しいば 第594号 2003年4月発行 広報しいば
第594号
2003年4月発行椎葉の民話『弟くにます』話し手甲斐馨(向山日当大正4年5月10日生まれその昔、ある所ぇ、欲な地主がおったちゅう。この地主ゃあ、えりゃあ胸の細ぁと(1)じゃったちゅうわい。この地主ゃあ、雇われぇ(2)を使うて、めんめぃの(...
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広報しいば 第595号 2003年5月発行 広報しいば
第595号
2003年5月発行で開催されます。この公演の企画は本誌で「椎葉の民話」を連載されている西南学院大学教授、山中耕作先生によるものです。『盲僧琵琶』椎葉民俗芸能博物館副館長永松敦『琵琶の音でたどる平家物語の世界ー琵琶の歴史を一堂にー』・日時5...
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広報しいば 第596号 2003年6月発行 広報しいば
第596号
2003年6月発行椎葉の民話『うめぇ物を食うて油断するな(前編)』話し手那須保(村椎)大正9年10月26日生まれ昔々の大昔にのう、仕事をばすることが大変のうして1ヽ仕事をばせんちたっちゃ、うめえ物がいっぺぇ食えるとなりゃ、これにこしたこた...
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広報しいば 第597号 2003年7月発行 広報しいば
第597号
2003年7月発行椎葉の民話『うめぇ物を食うて油断するな(後編)』話し手那須保さん(村椎)大正9年10月26日生まれそりやあ玄能21で叩く音がするとよのう。どうもその音が聞こえ始めてから、耳ぃすがって22、眠れん。何の音じやろか?と考えと...