4~5歳の女の子。幼稚園に通いはじめた。ロマンチストなおませさんだが、ちょっとあわてんぼ。クリスマスには、サンタさんが寒いのでは?と靴下に使い捨てカイロを入れる優しい一面も持っている。ニンジンが苦手。

くるりとしたパーマヘアで、ぽってり唇がセクシー?な専業主婦。ゆうちゃんと同様に、ほぼすべての回に登場。その季節ならではの文化や行事をゆうちゃんに伝えている。人形の服をゆうちゃんの服と一緒にしまうウッカリな面も。

丸眼鏡がトレードマーク。クリスマスには、眠っているゆうちゃんの枕元へ、わざわざサンタの格好をしてプレゼントを届ける子煩悩な優しいパパ。サンタが凍えるだろうと、靴下に使い捨てカイロを入れた娘の優しさに涙する。

ゆうちゃんのボーイフレンド。バレンタインの日、高校生女子が男子にチョコレートを渡す様子を見ていたゆうちゃんから、チョコレートを渡された…ではなく、チョコレート色のクレヨンをもらって困ってしまう。

ゆうちゃんが通い始めた幼稚園のバスに乗っていた。編み込みがかわいらしい。園バスに初めて乗ったゆうちゃんの不安げな様子が気になり、声を掛けた先生だったが、子どもらしくない理由に笑みがこぼれる。

平成7年8月から平成9年4月まで、不定期で掲載された4コマ漫画。
昭和29年からはじまった「広報しいば」の長い歴史の中で、4コマ漫画が掲載されたことは何度かあった。しかし、主人公の名前がわかるのはこの漫画だけ。貴重なコーナーである。
 幼稚園に通う女の子・ゆうちゃんと家族、一家をとりまく人々との、ほのぼのとした日常が描かれている。
税金や医療、選挙、ごみ問題など堅い話題や文字情報がどうしても多くなってしまう広報紙の中で、村民を惹きつけるコンテンツとして重要な存在だった。

ゆうちゃん一家の名字などは一切不明。ゆうちゃんとお母さんが電車に乗って移動する様子も描かれているが、所在地も不明だ。
(※同ページに記載している人物相関図に関してはあくまで4コマ漫画から推測されるものを掲載している)
ゆうちゃんのお母さんは、十五夜、クリスマスといった行事だけでなく、いわし雲、七輪でサンマを焼く、衣替えなど、季節感を大切にして、ゆうちゃんに伝えている。
月のうさぎにニンジンをお供えしたり、ヘッドホンで音楽を聴く男性を見て貝殻で海の音を聴こうとするなど、豊かな想像力から飛び出す行動がくすっと笑わせてくれる。

掲載が始まった平成7年といえば、阪神・淡路大震災、野茂英雄が大リーグで初勝利、一連のオウム真理教をめぐる事件など、よくも悪くも世界で話題となった事柄が多かった年だった。
人とのつながりや、なにげない穏やかな日常が大切なことを再認識した世相を反映した4コマ漫画だった。

ジャパンイーブックス

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